「こだわりと思い出が詰まった家だから 世界中で一番自分たちらしく過ごせる」

岡山県倉敷市 T様邸

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取材・リアンデザイン

.…ZESTとの出会いのきっかけは何ですか?

友人が家を建てはじめたり、同僚から「家賃を払い続けるより新築の方がいい」とアドバイスされたりということが重なって家づくりを考え始めたんですが、展示場ではなかなかココだ!と思える会社に出会えなくて。一方で、住宅雑誌なんかを眺めてると「いいな」と思う写真がちょこちょこあるんです。そしてそれがほとんどゼストさんのお家!! これは一回相談してみるしかない、とショップへ行ってみたのがはじまりです。

 …つくりたい家のイメージが、割と具体的にあったんですか?

というわけでもないんです。はじめから考えていたことといえば「塗り壁にしたい」っていうことくらいでした。ただ、メーカーさんの話を聞いていると「うちはこういうスタイルです」とか「似たような感じならできますけど」みたいな返答ばかりで、自分たちが本当に好きな家をつくれる感じがしなくて。こちらが特に要望してないことを、やたら勧められることもありましたし。でもゼストさんは、家のテイストが好みというだけでなく、とにかく何から何まで自分たちの好きなようにさせてくれそうな感じに好感が持てたんです。いい意味で「ほかとはちょっと違うな」という印象でしたね。

…思い描いていた通りの家づくりになりましたか?

実は、はじめはもっと可愛らしい雰囲気の家になる予定だったんです。

でも完成見学会に足を運び、打ち合わせを重ねるうちに、つくりたいイメージが変わってきました。

前々から大阪や岡山に好きな家具屋さんがあって、そのイメージから家具はウオールナットにすることになったし、キッチンは使い勝手を考えてタイル張りからステンレスに変更。

そうやって少しずつ修正していったら、可愛いというよりちょっとかっこいいテイストがいいかな、と思うようになって、途中でかなり迷走したのを覚えています。

あと、打ち合わせ途中で土地が変わったのも大きかったですね。

はじめは分譲地を購入する予定だったんですけど、よくよく調べてみると自分たちには向かない土地だと分かって、改めて土地探しをすることになったんです。

最終的には両親から畑の一角を譲り受けることになりましたが、敷地面積が広くなった分、間取りを変えたり広い庭をどう使うか検討したりと、いろいろ考えなおさないといけないことも出てきて。

ゼストさんには随分ご無理をお願いすることになってしまいましたが、その都度快く対応してくださったのが本当にありがたかったですね。

…リビングのDJブースが印象的なお家になりましたね。

 夫婦ともに昔から音楽が好きで、CDやレコードはもちろん、DJ機材もたくさん持っていたんです。

でも以前の賃貸では置き場所がなく、実家に預けっぱなし。

それがもったいなくて、DJブースは家づくりを始めた当初からつくろうと思っていました。

土地が変わったことで最初のプランとは配置も変更することになり、最終的に収まったのが、LDKから庭まで見渡せる絶好の場所。

キッチン横でちょっとした家事をするのにもちょうどいいので、時々ここにアイロン台を広げることもあります(笑)。

…一番こだわった場所、お気に入りの場所はどこですか?

どの場所もそれぞれこだわってつくりましたが、なかでも外観はずいぶん悩みましたね。

どうまとめていったらいいか迷ってしまい、屋根の色や形はかなり試行錯誤しました。

キッチンは、可愛さを求めた当初のイメージから大きく変更しましたが、ステンレスキッチンに合わせて選んだブリックタイルの壁もとても気に入っています。

とはいえタイル張りもどこかに取り入れたかったので、そのまま洗面にシフト。

床にはモザイクタイル調のクッションフロアをセレクトしました。

土地購入分の費用が家本体に回せるようになったおかげで、念願の塗り壁を室内にもしっかり取り入れられたのは本当にラッキーでしたね。

ダイニング奥の和室はすっかり愛犬ベックの個室になってしまい、珪藻土の壁が傷付いたり削れたりすることもありますが、材料さえあれば自分たちで簡単に手を入れられるので、ゼストさんに教わりながらメンテナンスもしています。

壁の飾り棚も自分たちで取り付けてみました。

LDKのオーク材やウッドデッキのイペ材もずいぶんいい色になりましたし、自然素材は自由度が高く、ゆっくりと風合いが変わっていくのも楽しみのひとつです。